03 | 2008/04 | 05

そんな私が土佐日記 第4回実行委員長の日記 第三回 

「第三回・別れの手紙withジャム」


全体に赤くブラウンめいた地味なカラーリング。
明るい光を避けて通り、決して言葉を発しない、控え目&too shy×shyな性格。
地面を高速で走るばかりか、時には空を駆けてもみせるハイパフォーマンス。
恐竜と時代を共にしたことがあるという非常に長い歴史。
人類の廃棄物に好意を寄せてはエコロジーな生活を送り続ける地球想いの優しい昆虫。
それがチャムッシー。







僕はそんなチャムッシーが嫌いだ。


最近僕はチャムッシーの影に怯えて生きている。
彼らと会わなくなってこの春で丸一年。
それでも僕は「この一年間自宅で彼らと顔を合わせなかったのは奇跡だったのではないか?」という気がする。
そこで、新たな年度を迎えるに当たって、この奇跡がこれからも続くことを願い、僕は彼らにきちんと別れを伝えようと思う。



『チャムッシーへ』

上京してからの六年間、度々元気な姿を見せつけては僕の愉快な生活を脅かしてきたお前。
一昨年は友人がウチに来たときにもわざわざ自分の存在をアピールしてくれたね。
別にお前を無視していた訳ではないっていうのにわざわざ現れて、お陰で取り乱して友人に笑われてしまったじゃないか。
お前、そういうとこ改めないとジャム食べさせるぞ。ホント。俺だって残酷になることがあるんだから。
ホイホイで許されると思ったら大間違い、一族郎党末代に至るまでジャムで鏖、そんなチョイスしちゃうよ俺は。しちゃうんだから。

そんなのヤだろう?ヤだよな?
俺だってヤだよ。

だからもう金輪際会うのはやめよう。

お前がつらいのは分かる。
でも俺もつらいんだよ。分かってくれよ。

な、ホラ、ジャムやるから。
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